8月7日晴れた朝、私たち少年消防クラブのメンバーは、7:30に高津消防署に集まりました。普段よりも少し早起きだったけれど、全員がワクワクした表情を浮かべ、米軍厚木基地への訪問に期待を寄せていました。集合した後は、マイクロバスに乗り込み、約1時間かけて基地へ向かいました。
9:00に基地に到着し、まずは入門手続きを行いました。米軍基地というだけあって、厳重なセキュリティを通過するのはちょっとドキドキしましたが、無事に通過し基地内を移動して消防施設へ向かいました。
基地に到着すると、倶楽部のリーダーが短く挨拶し、その後すぐに消防体験が始まりました。
消火体験では、実際のホースから光を照射し、デジタルの炎を消化するという、なんともハイテクな消火体験でした。難易度も設定することができるのが興味深かったです。全員が楽しみながらも真剣な表情で取り組んでいました。
煙体験コーナーでは、真っ暗な中で避難経路をたどる訓練が行われました。赤外線カメラ越しに状況をっみながら壁伝いに前進する訓練でした。実際は、赤外線カメラを通じで要救助者や炎の状況などを確認するそうです。
消防庁舎や車両の見学が行われました。普段は目にすることのできない、巨大な消防車や特殊な装備にみんな興味津々。消防士さんたちが使っている資器材の説明を聞くと、その一つ一つがどれだけ重要な役割を果たしているのかがわかり、感心するばかりでした。
体験を終え、消防施設のチーフから挨拶があり、最後に全員で記念撮影を行いました。笑顔で写った写真は、この日を忘れられない思い出として、心に刻まれることでしょう。
見学を終えた後は、基地内のマクドナルドで昼食を取りました。いつものハンバーガーも、この特別な場所で食べると格別に感じられました。ドリンクバーが設置され、飲み放題なので代わるがわるおかわりをして楽しみました。
14:00に高津消防署に戻り、解散となりましたが、全員が満足げな顔で家路につきました。今回の見学は、消防活動の大切さを改めて実感できる貴重な機会となりました。これからも、クラブの活動を通じて消防の知識や技術を学び、地域社会に貢献していきたいと思います。
