本年6月に行われた第54回高津区少年野球大会の選手や審判員、役員の
生の声をお届けします。
【第54回高津区少年野球大会 開会式6/5,11,12,19 全12試合 閉会式7/3】
《選手宣誓 新作第二子ども会 主将 福田 舜(小6)》
私たち選手一同は、この多摩川で野球の楽しさを知りました。
野球ができる環境を作って下さった全ての方々へ、最高の仲間と最高のプレーで最高の恩返しができるように、一投一打に感謝をこめ、大好きな野球を全力でプレーすることを誓います。
《準決勝 新作第二子ども会VS上作延町会子ども会 11-0 試合講評:浅野公認審判員》
前半は、0-0が続く引き締まった内容。5回、新作第二の集中力がつまった攻撃となり、点差がついた。30℃という暑い中だったが、両チームとも、元気な声がよく出ていた試合だった。
《準決勝 蟹ヶ谷ひかり子ども会VS下作延第一町会子ども会 5-12 試合講評:浜田公認審判員》
序盤、蟹ヶ谷が得点を重ねる中、じわじわと調子を上げてきた下作延第一が追いつき、ホームランや長打も出、勢いづいた。打撃力の強い両チームの持ち味がよく出ていた試合だった。
《決勝戦 新作第二子ども会VS下作延第一町内会子ども会 9-10 試合講評:久保公認審判員》(制限時間100分のため5回終了)
暑さとダブルヘッダーで疲れが出るかと思われたが、集中力のあるレベルの高い試合となった。両チームともバットをしっかり振って、ホームランも2本出るなど、日頃の練習の成果がよく出ていた。上部大会では、高津区の代表としていいプレーができるよう頑張ってほしい。
《高津区少年野球連盟 佐保田会長 大会講評》
天候に恵まれ、順調に大会が運営されたことをまず喜びたい。
コロナ禍で、長い間さまざまな制約が続いているが、どのチームの子どもたちも野球に一生懸命取り組んでいる姿を誇らしく思う。
決勝戦では、下作延第一がこれまでなかなか勝てなかった新作第二に挑み、チーム一丸となって勝利したことに、子どもたちの「成長」を感じた。ますますの活躍を期待している。
《優勝チーム 下作延第一町内会子ども会 監督:村上昌幸》
暑い中の試合でしたが、仲間を信じて力を出し切ったことが勝利につながったと思います。
これまで4連敗していた強い相手によくがんばりました。また、各家庭での子どもたちのサポートにも感謝しています。
《優勝チーム 下作延第一町会子ども会 主将:佐藤在真(小6)》
今日は、守備もミスなく、攻撃もゆるめることなく試合を進められて、みんなに感謝しています。川崎市の大会、さらに県大会で勝ち進むことを目標にまた頑張っていきたいです。
このチームは、仲が良く、笑顔でプレーしていることが多く、ミスした時は、みんなで励まし合って気持ちを切り替えています。コロナで全体での練習ができなかった時も、それぞれで自主練を積み重ねてきたことが、力になっていると思います。
《ホームラン賞 下作延第一町内会子ども会 増永啓人(小6)》
今大会、3本のホームランを打ってチームの勝利につながったことが、とても嬉しい。
準決勝ではインコース、決勝ではインコース寄りの真ん中にきた球で、どちらもバットに当った時に「入る!」と思いました。
《ホームラン賞 下作延第一町内会子ども会 増田瑛太(小6)》
増永くんのホームランの後だったので、「三振はもったいない、絶対ヒットを打つぞ!」と思って打席に入りました。少しアウト寄りの球をバットで捉えた時、ホームランの手応えを感じました。上部大会でも頑張ります。
《ホームラン賞 蟹ヶ谷ひかり子ども会 門間一颯(小6)》
点が欲しい時に強豪チームから右方向にホームランが打てて良かったと思います。準決勝で負けてしまいましたが、3位になれてうれしかったです。
《大会を終えて ~野球で “ちむどんどん” してほしい~ 高子連 加々谷体育委員長》
今大会には、橘地区から4、高津区から9チーム、計13チームで熱戦が繰り広げられました。開会式では、選手宣誓を、新作第二子ども会の福田舜くんがつとめ、たくさんのご来賓の皆様から「素晴らしい宣誓だった!」と誉めていただきました。
試合前日に雨が降ることはありましたが、高少連役員、関係の方々のサポートにより、グランドコンディションも万全に、試合スケジュールをこなすことができました。ありがとうございました。また、体調を崩す選手もなく、4日間怪我なく大会を無事に終えられたことに感謝いたします。
ミスをして涙をながす選手、得点に喜びの声をあげる選手、仲間を励ます選手と子どもたちの生き生きとした姿を目にすることができました。チーム数が減ってきていますが、このような「ちむどんどんする」経験を一人でも多くの子どもたちに感じてほしいと願っています。